タクシー運転手で頑張る日々の記録


by iv40szbdnk

1票の格差 東京高裁判決 「違憲」明言なしに原告不満も(毎日新聞)

 大阪、広島両高裁に続き、衆院選での2倍超の「1票の格差」を不平等と認定しながら、「違憲」と明言しなかった24日の東京高裁判決。原告の弁護士グループは「ごまかされたようだ」と不満を漏らした。1960年代から国政選挙の格差是正を求める訴訟を主導してきた越山(こしやま)康弁護士が昨年11月に他界し、「弟子たち」が遺志を継いで判決を迎えた。ただし、「東京でも違憲状態としたことは相当重い」と評価する声も出た。

 判決後に記者会見した原告の山口邦明弁護士は「1人別枠方式は、ずっとおかしいと主張し続けてきた。過去に最高裁でも『違憲』とする意見が出ているのに、是正の合理的期間が経過していないと言われても納得がいかない」と語気を強めた。

 一方、2高裁に続き不平等を認めた点には「裁判員制度の導入や政権交代で、裁判所の意識も少し変わってきたのではないか」と語り、笑みもこぼれた。

 山口弁護士は64年、越山弁護士が当時、司法試験の受験生向けに開いていた「越山ゼミ」に参加した。「1票の格差」訴訟のパイオニアの下、72年の衆院選を巡る訴訟に初めて加わり、最初の最高裁違憲判決(76年)を勝ち取った。以後、師匠を支えながら、衆院選や参院選の度に訴訟を起こしてきた。

 お互い好きな酒を酌み交わす時も、選挙訴訟のことしか話さなかったという。山口弁護士は今も時折、「『愚公山を移す』ような誰もやらない、ばかげた訴訟だが、山が移るまであきらめない」と語った亡き恩師の言葉を思い出す。

 この訴訟には「日本の民主主義がいつ世界レベルに追いつくか、検証し続ける歴史的意義がある」と考えている。「私も越山先生と同じ頑固者。火を絶やすわけにはいかない」と決意を新たにしていた。【伊藤一郎】

【関連ニュース】
1票の格差:東京高裁判決 定数是正に早急な対応迫られる
1票の格差:2.30倍は違憲状態 東京高裁判決
1票の格差:衆院比例ブロックの定数配分は合憲 東京高裁
1票の格差:昨年の総選挙「違憲」と指摘 広島高裁の判決
8月衆院選:格差2倍で「違憲」 選挙は有効 大阪高裁

「今回は50年前より小さいが…」 避難住民に甦る記憶(産経新聞)
<橋下知事>政治グループ設立へ意見交換 支持拡大は不透明(毎日新聞)
捕鯨問題、外交解決目指す=NZ外相と電話会談−岡田氏(時事通信)
<訃報>坂田泥華さん94歳=萩焼陶芸家(毎日新聞)
<アグネス・チャンさん>ソマリアの苦境 帰国報告で訴え(毎日新聞)
[PR]
by iv40szbdnk | 2010-03-02 14:06